私はフジテレビの入社試験(技術系)を記念受験したことがあります。
確か2000年の1月。
その頃は・・・、父親が亡くなった直後でした。
就職なんて、どっかに決まればいいやぐらいで考えていた頃でした。
最初はウェブでエントリーでした。
履歴書文以外に、確か、「デジタルとアナログを小学生にわかるような説明をしてください」という質問が1問だけありました。
で、「お金を渡す時、デジタルは100円がそのまま100円で受け取れて、アナログは30円とか50円になってしまうもの」という、とんでもなく投げやりな解答を書いて、エントリーしました。
その後、面接、試験を行うので、フジテレビ本社に集まってくださいというメールがきました。
おおっ、よくエントリーできたな。100円だったのが良かったのかな?と不思議に思いつつ、試験に向かいました。
初めてフジテレビの正面玄関から入りました。(当然か)
エレベーターで屋上近くのホールに向かいました。
このホール見覚えあると思ったら、「踊る大捜査線」で使っていたところだと思い、少々感動。
ホールにはたくさんの人が集まっていました。
300人ぐらいかな。
そりゃ、フジテレビですもんね。大人気。
その日は、一般的な英語、数学のテストを受けたのちに、その場でエントリーシートを書き込み、その後面接に臨みました。
面接官は、多分、テレビの技術系の仕事をしているであろう二人でした。
なぜそう思ったかというと、服装もあんまりきれいでなかったので、仕事を抜け出してきたんだろうなと想像できたからです。
「確かに情報系の出身ではないけど、出来る自信があります。音声系の仕事がしたいです。情報系以外の人間を採るのであれば、私にチャンスをください。」
と、自慢の空自信で、理想論を熱く語りました。
落ちたかな〜と思いましたが、連絡があって、また試験に来て欲しいとのこと。
2回目は60人ぐらいしかいませんでした。
この時は試験が、情報系の難しいテストがありました。
当然、全然わからず、適当に答えを書きました。
面接は多分、上部の方々でした。
なぜそう思ったかというと、スーツを着ていて、なんとなくの余裕が感じられたからです。
この時は、自分が属していたテニスサークルでの武勇伝(法は犯してはいません(笑))を聞きたがっていたので、その話をしました。
結局、この段階で落ちたのですが、1/60まで行けたし、「踊る大捜査線」のホールも見れたし、いい思い出となりました。
記念受験だ、と肩に力が入っていなかったのが良かったんだと思います。
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